こんにちは。理事長の髙橋と申します。
今年は、十干（じっかん）と十二支（じゅうにし）の組み合わせからなる六十干支（かんし）のうち、
特別なエネルギーが流れる異常干支の一つ、「庚子（かのえね）」の年でした。
一般的に異常干支が巡ってくる年は、今までとは違う流れが来たり、今までの常識や枠組みが通用しなくなる、
と言われていますが、新型コロナウイルスが出現し、
日本をはじめ世界が大きく反応し、正にその通りの一年だったと実感しています。
コロナウイルスは膜に覆われた表面に突起のようなものがあり、
この突起が王冠（ギリシャ語でコロナ）や太陽の光冠（コロナ）のように見える事からこの名前が付きました。
新型コロナウイルスは世界を一時的にパニック（闇）に陥れましたが、一方、コロナ（≒太陽）という名前の通り、
太陽の光によって、様々な世の中の闇があぶり出され、明るみになった（現象化した）一年でもあったと思います。
特に最も大きな闇は、現在も決着がついていないアメリカ大統領選挙であると思いますが、
個人的には、自分の見たくないところ（闇）にも向き合わざるを得ない一年だったと思います。
ところで、この記事を書いているのが12月21日（月）、夜が最も長い一日である冬至ですが、
陰が極まり陽に転じる日でもあります。
新型コロナウイルスについても、これから正しい情報が明るみになり、
科学的根拠（リアルサイエンス）に基づいた指針が示されていく事を望みます。
最後に。来年の干支は「辛丑（かのとうし）」に当たりますが、今年のように分離・分断する世の中ではなく、
辛い状況でも皆で手を結び、一歩一歩着実に前に進んで行く年にしたいですね。
皆さま、良いお年を!
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