某与党大阪本部にて
日本臨床工学技士連盟
近畿理事、事務局長、近畿理事補佐(阿部)の3名で行って参りました。
懇談会では
党代表・衆参議員・府議会議員・市議会議員が一同に会し、
各種団体からの課題や要望について懇談を行う場になります。
⬇︎主要な内容について⬇︎
1. タスクシフト/シェア
2. 医療機器の保守管理強化
3. 在宅への推進&公取(立会い)規制強化
4. 阪大講座の推進(現徐々に進行中)
などなど
現在の医療機器は高度・複雑化し
手術、集中治療、透析、呼吸、高気圧酸素、不整脈などへのアプローチ(ペースメーカー等)、カテーテル等々の治療分野で、
医師の補助業務として機器の操作&保守管理を行っている。
また、超高齢化社会を迎える中で医療機関のみならず
介護や在宅にて医療機器利用が増加傾向
今後益々普及する、人工知能や介護ロボットなどへの対応や運用を確保するための存在で
医学&工学専門知識を学んだ臨床工学技士が注目。
更に増えてくるオンライン診療(遠隔診療)や
遠隔操作でいうと圧倒的なシェアを誇る米国発のDaVinci(ダ・ヴィンチ)での手術拡大
現在後発日本でも開発が進みhinotori(ヒノトリ) が2020.8製造販売の承認を取得し
今年11月に1例目の手術を行う予定だという。
それに…ハイテク化になればなるほど
サイバーセキュリティー対策の必要性が問われている
事例をあげるとロシアで少女の脳手術を行っていた病院にサイバー攻撃されています。しかも、手術中の出来事…
また日本の警察庁調べだけでも、サイバー攻撃関連の不審アクセス件数が
2015年1000件以下だったのが
2019年4000件以上に昇る。4年で4倍…一年に1000件ずつ上昇…
検挙件数も年々増加傾向(2019年過去最多更新中9542件)を辿っている。。
更に日本は総務省調べで
諸外国に比べセキュリティ人材も全く不十分な状況。😱
これらの事も踏まえ
国の成長戦略である医療機器産業ビジョンや、
税と社会保障の一体改革として進められている地域包括ケアの場面でも活用できるとの内容🏥
安全対策や立会い規制の遵守、在宅医療については早急な対応が必要な事
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の医療現場への多大な影響が持たされている中、
臨床工学技士をとりまく環境の変化やニーズ拡大に理解や賛同得て
代表はじめ多くの議員の方が、国政、府政・市政においても
議論するとの回答をされました🙌
また国会議員や府議会議員、市議会議員の皆様
約30:3の目の前に対面で話し合う場は、
今まで全く経験した事なく
日本の臨床工学技士や医療職者からの重圧と責任
又は期待を背に
良い方向へ変えていこうとする心地よい緊張感もあり
非常に良い経験をさせて頂きました✨✨✨
議員の方は一人一人気さくに話して下さり感謝しております。
まず通常あり得ない貴重な機会
今後継続し、次回へも生かし患者様や医療機関のため
自分自身も高め推進出来ればと思っております。
最後に個人的なことで今も大事にしていることは、
時代は常に進化していること。
何度も原点を確認し現状から次世代へ繋ぐため🚀
医療を発展させ、患者様には勿論のこと良いモノを提供出来るようにするには
根本的な見直しや改善も大事なことなのではないかと感じています😇
【一部 日本臨床工学技士連盟文面抜粋】
臨床工学技士 阿部 靖弘
【以下参考資料】
↓日本臨床工学技士連盟↓
↓厚生労働省(タスク・シフト/シェアについて)↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_07275.html
↓総務省(サイバーセキュリティ関連)↓
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd113310.html
- 同じカテゴリの記事 -