まさかの患者様から反響を頂き第2弾になります!
現在製作してるの?その後は続けてるの?どうやって続けてんの?等々
の質問を頂け嬉しい限りです!
小出しにしても良いですかね?笑
…ていうのも、
革って知れば知るほど、奥が底沼なのです💦
書ききれません。
質問の中でも、 『続きの作品が見たい』 という意見もあったので
今回は作品見ていただき、少し解説しようかと思います。
作製で個人的に扱っている革の材料ですが、
黒桟革×日本鹿革、 ヴォーエプソン(エルメスの革)、 ルガトー、 アラスカという種類で
一般市場で見かけることのない希少で高価な材料のみ使用しています。
作品例から
↓黒桟革藍染×日本鹿革 【二つ折りお札2段式ver.】 ↓
↓ヴォーエプソン(エルメスの革) 【二つ折りお札クリップver.】 ↓
↓アラスカ 【カードor名刺入れケース】 ↓
その中でも…こちら黒桟革×日本鹿革のコインケースの作品になります。
外装は黒桟革藍染
内装は鹿革+京都絹流し染め
黒桟革(クロザンカク)て聞きなれないですよね。
特徴は表面に日本古来の伝統技法、漆(うるし)の技法が施されているため、
別名 『革の黒ダイヤ』 と言われ、
昔から
竹刀の柄や剣道&戦国時代大将クラス以上の甲冑で使われていました。
また鹿革に関しては、
個体の取れる部分が少量のため希少な革で、 レザーのカシミヤと呼ばれるほど手触りが良いです。
まだまだ作品について語りきれないのですが、
長くなるためこの辺で次回以降、私が行ってる技術や技法など掲載出来ればと思います。
ありがとうございました。
阿部 靖弘
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