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立春を過ぎて

投稿日: 2023年02月08日(水)

 こんにちは。理事長の高橋と申します。

 旧正月も明けて、一年がいよいよスタートしました。今年(2023年)は、十干(じっかん)と十二支の組み合わせから成る六十干支(かんし)では40番目の癸卯(みずのとう)に当たります。

 「き」とも読む癸は、十干の10番目、最後に巡ってくるので、冬の草木が枯れた大地に象徴されます。 今年で1サイクルが終わる区切りのタイミングですので、ここから世界観がガラッと変わり、新しい展開が起きやすいと言われます。

 一方、「ぼう」とも読む卯は、芽が出て双葉が開いている様子を表しています。土の中から突き破って地上に出てくるので、癸と同様、ガラリと世界観が変わり、今までにない流れが起きると言われます。

 となると、今年は、冬枯れの大地に再び春が訪れ万物の芽吹きがあるように、新しい時代の始まりの年と言えそうです。ここ数年で、冬枯れの荒野のような殺伐とした情景(意見の相違から来る分離、分断等)が見られるようになりましたが、新たな意識からの新たな行動で、癸卯(きぼう)が希望に繋がる年になるように祈っております。 

 皆さまにとって、笑顔溢れる一年になりますように。